産科 無痛分娩

硬膜外麻酔で行います。母体の神経を麻酔して痛みをコントロールするので胎児には影響ありません。

  • 2013年 無痛分娩率 73%
  • 2014年 無痛分娩率 74%
  • 2015年 無痛分娩率 80%
  • 2016年 無痛分娩率 92%
※無痛分娩 24時間対応 30,000円(薬代含まず) → 0円(無料)(平成29年度5月より)

陣痛の苦しみに耐えなければ子供への愛情が軽くなる?
そんなことはありません。10ヶ月もお腹にいれば、愛情がわかないわけはないと思います。
当院では妊婦さんの痛みや不安をとりのぞくため、安全な硬膜外麻酔法による無痛分娩を推奨しております。ここでは、欧米で日常的に行われており、フランスでは80パーセントの普及率のあるこの方法についてご説明します。

硬膜外麻酔法とは・・・

◆場所は?
背骨は幾つもの椎体が積み重なってできていますが、その椎体の間から約1mmの太さのチューブを硬膜外腔という場所に挿入します【図1】。(もちろん局所麻酔行った後に行います)。そのチューブに麻酔薬を入れ陣痛を取り除きます。この麻酔は【図2】に示す部位に効果を示します。

図1
硬膜外腔
図2
麻酔位置

◆タイミングと所要時間は?
通常は陣痛がはじまってからチューブを挿入しておきますが、麻酔のタイミングは特に決まっていません。妊婦さんの希望によりいつでも行います。はじめは無痛分娩希望でない方も、途中から希望されればいつでも行います。ただし生まれる直前だと麻酔が間に合わないことがあります。

硬膜外麻酔の処置の時間は背中を消毒しはじめてからチューブを固定するまでの時間は約5分。麻酔薬を注入してから10~20分で効果が現れます。
硬膜外麻酔処置のときの痛みは局所麻酔を行ってからチューブを挿入しますので痛みは比較的軽いと思います。チューブが入ったままなので、麻酔が切れたら麻酔薬の追加投与がすぐできます。

痛みをとる以外にもこんなメリットがあります。

  • 痛みの神経は麻痺しますが運動神経は比較的保たれるので、いきむことができ、お産をしているという実感がある。
  • 痛みがかなり軽くなるので無駄に体力を消耗せず、精神的に余裕ができ出産の喜びをより味わえる。
    分娩時間も短く、産後の疲労回復もはやい。普通の生活にもスムーズにもどれる。
  • 痛みの神経だけに作用するので、赤ちゃんには影響しない。
  • 既に麻酔がきいているので、分娩中に赤ちゃんが仮死になるなど、緊急の際には帝王切開がすぐ行うことができる。
  • 血圧が高い方、妊娠中毒症の方、羊水が少ない方、産道が硬い方、等、難産の要因が多く母体や赤ちゃんに負担をかけられない場合には、最適の分娩方法で、帝王切開になる率も少なくなる。
  • 妊婦さんの産道の緊張を取り除くので、産道の裂傷が起こりにく、赤ちゃんも楽に生まれてきて、傷を縫うときも痛くありません。

リスク・デメリットとその対処法は

  • 麻酔領域の血管の拡張と筋弛緩作用のため血圧が低下したり微弱陣痛になることが多い。

    血圧の低下→点滴によって補います。

    微弱陣痛→陣痛促進剤を使用してコントロールしていきます。
    (最近は点滴ポンプをつかって投与するので促進剤が入りすぎることはありません。)
  • 微弱陣痛になるため吸引分娩の可能性が高くなる

★硬膜外麻酔法は麻酔の技術が難しいため、日本ではまり普及してないといわれていますが、私はこれまでに2000例以上の経験があります。一度も麻酔事故をおこしていませんので安心してお任せ下さい。

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